ペーパースラッジ
製紙産業が盛んな静岡県富士市に工場をかまえる弊社では、製紙工場から排出される紙にならなかった微細な短繊維(ペーパースラッジ)を主原料に使用して、
ネコ砂を製造しております。
ペーパースラッジは通常焼却処分され、その焼却灰は土壌改良材やセメント原料などの分野に再利用されますが、焼却灰の約15%は埋め立てられています。
このペーパースラッジをネコ砂に有効利用することで、環境への負荷軽減に貢献しています。
富士ひのき
富士山のすそので、その恵みと愛情をいっぱいに受けて育った富士ひのきには富士の精がやどり、人々の心を豊かにし、幸福を招くと言われています。
戦後の国土緑化推進の波に乗って植林されましたが、表土が薄い富士山麓の火山灰地では、根を横に張るひのきが植林に適していました。
現在では育林期間を経て、伐採と加工に最適の時期を迎えています。
弊社では、間伐や風倒木を加工した富士ひのきの木粉を、木製のネコ砂の主原料として使用しています。
お茶殻
静岡県と言えば日本屈指の茶処として有名ですが、ペットボトルや缶ジュースを製造している清涼飲料水工場の数もたいへん多く、
そこでは清涼飲料水を製造した時に排出されるコーヒー粕やお茶殻などの食品残渣が大量に発生します。
弊社ではそれらの食品残渣のうち、お茶殻をペーパースラッジと練り込み、お茶のネコ砂として有効利用しています。
本来なら産業廃棄物として処理されるお茶殻を有効利用することで、環境への負荷軽減に貢献しています。